自閉症児 M君の不思議・18 This is a pen !
昨日は、マサ君のレッスンでした。
3週間ぶりに会ったマサ君は、また背が伸びていました。
そして、お顔立ちも、大人っぽくなってきているような気がしました。
マサ君は、レッスン室に入って来るなり、テーブルの上にあった万年筆を見つけ、
「これは何ですか?」と聞きました。
私は「これは、万年筆です。」と答えながら~
昔の、英語の教科書を思い出したりしました(笑)
あっ!ピコ太郎さんのことも、チラッと脳裏をかすめました(笑)
私が郷愁に浸っている間もなく、マサ君は万年筆で遊び始めました。
私はサッと万年筆を取り上げて、
「これは、先生の大事な物なので触らないでね。」と伝えました。
すると、いつも穏やかなマサ君にしては珍しく、駄々をこね始めました。
「マンネン貸してください 欲しいです」と何度も言うのです。
「マサ君が大人になったら貸してあげます。」と言うと
「僕は大人ですから、貸してください」と言いました。
「マサ君は、まだ11歳ですから、大人ではありません。
20歳になったら大人ですよ。」
と言うと、少し納得した様子でした。
その後のレッスンは、とても順調で、
マサ君は2分音符、4分音符、8分音符の違いをよく理解していて、
改めて感心しました。
そして、8分音符の分散和音も、完璧に弾けるようになっていたので、
沢山褒めてあげました。
久しぶりに、
「はい、僕は天才です」と言うM君の可愛い笑顔を見ることが出来て、
私も幸せな気持ちになりました。
やっぱり、レッスンの時間が1番楽しいな~と、改めて思ったのでした。